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運転免許を取るために通う自動車教習所では、学科と技能の講習を受け始める前に、安全な運転を行えるかどうか見極めるための「運転適性検査」を行います。この検査は、出される質問項目に全て答えることで、自分がどんな運転をするタイプであるか、運転時にはどういった注意点に気をつけるべきか、ということがわかるものです。
適性検査を受ける目的は、運転技能をしっかり身につけていくための「運転タイプ」を判断するためです。わかりやすくいうと「心理テスト」のようなもの。入試テストのような難しい問題ではなく、安全に運転をしてもらうための検査だと理解するとよいでしょう。適性検査は、「警察庁方式K型」と「OD式安全テスト」の2種類があります。
警察庁方式K型の適性検査では、A(状況判断力)、B(動作の正確性)、C(動作の速さ)、D(衝動抑止性)、E(神経質傾向)、F(回帰性)、G(感情高揚性)、H(攻撃性)、I(非協調性)、J(自己顕示性)、K(情緒安定性)を検査し、以下6つのタイプのどれであるかがわかります。
OD式安全テストでは、16項目の検査を行うことで、4タイプいずれかに分類されます。運転に適したタイプか、安全性を重視した運転ができるタイプであるかを知ることができます。
運転適性検査は自動車学校や教習所に入所してすぐに行われるものです。30分間集中して検査を受けるほか、検査員の指示で回答をしなければなりません。検査中に焦ってしまうことがありますが、できるだけ落ち着いて回答するように心がけましょう。
適性検査は落ちてしまうことがありますが、再度検査を受けることができるので免許を取得できないということはありません。結果を見て改善点がある場合には、改める努力をすることが大切です。
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